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秋分とは?意味・由来と2026年はいつ?お彼岸や過ごし方を解説【二十四節気】

秋のススキの秋分の画像 月と暦
月と暦二十四節気・七十二候・雑節季節の行事と暦

暑さが少しずつ遠のき、朝晩の風に秋らしさを感じるようになる頃。
二十四節気では「秋分(しゅうぶん)」を迎えます。

秋分は、昼と夜の長さがほぼ同じになる頃。
そして、暦の上では秋のちょうど真ん中にあたります。

お彼岸やお墓参りを思い浮かべる人も多いかもしれません。
けれど秋分は、ご先祖を思うだけでなく、
夏から秋へと変わってきた自分の暮らしを見直すのにもぴったりな節目です。

2026年の秋分は9月23日(水)

秋の真ん中にあたるこの日を、
昔からの風習と今の暮らし、両方から見ていきましょう。

🎑 あなたはいま、秋のどこにいる?
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秋分とは?|意味と由来をやさしく解説

秋分(しゅうぶん)は、二十四節気のひとつです。
二十四節気では一年を春夏秋冬に分け、
さらにそれぞれを6つに分けて季節の移り変わりを表します。

秋分は、立秋・処暑・白露に続く、秋の4番目の節気。

国立天文台では、太陽の通り道である「黄道」上の位置を表す
太陽黄経が180度になる瞬間を秋分としています。

この頃になると、昼と夜の長さがほぼ同じになります。

よく「昼と夜が同じ長さになる日」といわれますが、
実際の日の出・日の入りを基準にすると、
完全に同じ長さになるわけではありません。

「ほぼ同じになる頃」と覚えておくとよいでしょう。

そして秋分を境に、少しずつ夜の時間が長くなっていきます。

夕暮れが早くなったことに気づいたり、
虫の声がよく聞こえるようになったり。

秋分は、数字だけではなく、
光や風の変化からも感じられる節目です。

2026年の秋分はいつ?

2026年の秋分は、9月23日(水)です。

国立天文台の暦要項では、太陽黄経が180度になるのは
9月23日9時05分とされています。

そして、この日は
国民の祝日「秋分の日」でもあります。

秋分の日は、毎年同じ日付ではありません。

法律で「9月23日」のように固定されているのではなく、
天文学上の秋分日をもとに決められています。

秋分の次にやってくる二十四節気は「寒露(かんろ)」。
2026年は10月8日に迎え、秋はいよいよ深まり始めます。

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▶︎ 二十四節気「寒露」とは?

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秋分の風習|お彼岸・お墓参り・おはぎ

秋分の頃には、次のような風習や自然の変化が見られます。

✅ 秋のお彼岸を迎える
✅ お墓参りをして、ご先祖をしのぶ
✅ おはぎを供える・食べる
✅ 日が短くなり、秋の深まりを感じる

秋分と深く結びついているのが「お彼岸」です。
お彼岸は、春分・秋分の日を中日として、その前後3日間を合わせた7日間。

2026年の秋彼岸は9月20日が彼岸入り、
9月23日が中日、9月26日が彼岸明けとなります。

「彼岸」は仏教に由来する言葉で、
私たちが生きる「此岸(しがん)」に対し、悟りの世界を「彼岸」と表します。

日本ではこの時季に、お墓参りをしたり、
仏壇を整えたりして、ご先祖や亡くなった人をしのぶ習慣が根づいてきました。

国民の祝日である「秋分の日」も、
「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日とされています。
そして、秋のお彼岸の食べものといえば「おはぎ」。

もち米などを丸め、小豆のあんで包んだ昔ながらの食べものです。

春の彼岸では「ぼたもち」、
秋の彼岸では「おはぎ」と呼ぶ説があり、
それぞれ春の牡丹、秋の萩に名前を重ねたともいわれています。

👉 関連記事
▶︎ ぼたもちとおはぎの違いとは?春と秋で名前が変わる理由と意味

忙しくてお墓参りに行けない年は、
自宅で花を飾ったり、おはぎをいただいたりしながら、
家族やご先祖を思い出す時間をつくるだけでもよいでしょう。

また、秋分の頃の自然をもっと細やかに見ていくと、七十二候では、

「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」
「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」
「水始涸(みずはじめてかるる)」

へと移っていきます。
雷が少なくなり、虫たちが冬支度を始め、
水田では水を落として収穫に備える。

自然もまた、にぎやかな夏から実りの秋へと姿を変えていきます。

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▶︎ 秋分の七十二候|雷乃収声・蟄虫坏戸・水始涸

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秋分の過ごし方(やり方・手順ガイド)

秋分は、何か特別な行事をしなければならない日ではありません。
昼と夜がほぼ同じ長さになる節目だからこそ、自分の暮らしにも目を向けてみましょう。

① お墓や仏壇を整え、ご先祖を思う

【基本の手順】

  • お墓や仏壇をきれいにする
  • 花や季節のものを供える
  • 手を合わせる
  • 家族で昔の話をする

お墓参りというと、きちんと準備をしなければと思うかもしれません。
けれど大切なのは、思い出す時間を持つことです。

遠方でお墓へ行けないなら、自宅で手を合わせたり、
家族のアルバムを開いたりするのもひとつの過ごし方。

自分につながってきた人たちへ、短い時間でも心を向けてみましょう。

🌿 季節のコラム|なぜ秋分の日にご先祖を思うの?
秋分の日は、祝日法で「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日とされています。
毎年なんとなく過ごしていた祝日も、その意味を知ると少し違って見えてきます。
季節の節目に、自分がどこからつながってきたのかを思い出す。
秋分は、そんな時間を暮らしの中につくれる日でもあります。

② 秋の味覚をひとつ食卓へ

  • おはぎ
  • さつまいも
  • きのこ
  • 新米など、その土地の旬のもの

秋は実りの季節です。
全部を秋らしい献立にする必要はありません。
いつもの食卓に、旬のものをひとつ加えてみるだけでも十分です。

お彼岸なら、おはぎを選ぶのもいいでしょう。
食べものから季節を感じると、「もう秋なんだな」と暦の変化がぐっと身近になります。

③ 夕暮れを眺める時間をつくる

秋分を過ぎると、昼より夜の時間が長くなっていきます。
この時季は、一日の光の変化を意識してみるのもおすすめです。

  • 夕方に少し外へ出る
  • 窓辺で空を見る
  • 夜になったら照明を少し落とす

ほんの数分でも、夏とは違う光や風に気づくはずです。
暦を覚えるより、自分の感覚で季節を見つける。
それが、二十四節気を暮らしに取り入れるいちばん身近な方法です。

もっと知りたい!秋分 Q&A

Q. 秋分と「秋分の日」は同じものですか?

A. 厳密には意味が異なります。秋分は二十四節気のひとつで、太陽黄経が180度になる時を指します。一方、「秋分の日」はその秋分日をもとに定められる国民の祝日です。

Q. 秋分の日は毎年9月23日ですか?

A. いいえ、毎年9月23日と決まっているわけではありません。秋分日は太陽の位置をもとに決まるため、年によって日付が変わります。正式な日付は、国立天文台が前年に発表する暦要項によって確定します。

Q. 秋分とお彼岸は何が違いますか?

A. 秋分は二十四節気、お彼岸は秋分の日を中日とした前後7日間の期間を指します。つまり、秋分の日は秋のお彼岸の真ん中の日にあたります。

Q. 秋分の日にお墓参りへ行けなくても大丈夫ですか?

A. お墓参りは必ず秋分の日当日に行かなければならないものではありません。お彼岸の期間に訪れたり、自宅で手を合わせたり、それぞれの暮らしに合った形で故人やご先祖をしのぶことができます。

Q. 「暑さ寒さも彼岸まで」は本当ですか?

A. 昔から、春彼岸の頃には寒さがやわらぎ、秋彼岸の頃には暑さが落ち着くという季節の目安として使われてきた言葉です。ただし実際の気温は年や地域によって異なります。暦の目安として楽しみながら、その日の気温に合わせて服装を調整しましょう。

秋分の過ごし方|“季節の気”とつながる5つの整え方

① 手放す

夏の間に使ったものを、少しずつ片づけます。
扇風機や夏物の小物、薄手の衣類など、出番が減ったものから順番に。
朝晩の気温を見ながら、秋の暮らしへ切り替えていく時季です。

② 迎える

秋のものをひとつ、暮らしに迎えます。
秋色の布もの、旬の果物、温かい飲みもの。
大きく模様替えをしなくても、小さな変化が季節を連れてきてくれます。

③ からだを整える

昼間は暑くても、朝晩は涼しくなってくる頃です。
薄手の羽織りを用意したり、冷たいものばかりだった飲みものを温かいものに替えたり。
気温の変化に合わせて、夏仕様だった習慣も少しずつ切り替えていきましょう。

④ 空間をひらく

窓を開けて、秋の風を部屋に通してみます。
暑さで窓を閉め切ることが多かった夏から、風が心地よい季節へ。
朝や夕方の過ごしやすい時間に空気を入れ替えるだけでも、
季節が変わったことを感じられます。

⑤ 次の季節へつなぐ

秋分は、秋の終わりではありません。
ここから寒露、霜降へと進み、秋はさらに深くなっていきます。

  • 衣替えを少し進める
  • 寝具を確認する
  • 秋冬にやりたいことをひとつ書いておく

次の季節を迎える準備を、小さく始めてみましょう。
昼と夜がつり合う秋分。
忙しさと休む時間、外へ向かう時間と家で過ごす時間。
暮らしの中にも、自分にちょうどいいバランスがあるかもしれません。
秋分の日は、それを一度見直す節目にしてみてください。

🎑 あなたはいま、秋のどこにいる?

まとめ|秋分の意味と、暮らしに活かすポイント

秋分は、二十四節気のひとつ。
昼と夜の長さがほぼ同じになり、暦の上では秋の真ん中を迎える頃です。

2026年の秋分は9月23日(水)

この日は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」国民の祝日、秋分の日でもあります。

  • お墓参りをする
  • おはぎをいただく
  • 秋の風を部屋に入れる
  • 夕暮れを眺める

そんな小さなことからでも、秋分を暮らしの中で感じることができます。
昼と夜がつり合ったあと、季節は少しずつ夜の長い時間へ。
次の二十四節気「寒露」では、露に冷たさが加わり、秋はいっそう深まっていきます。

▶︎ 次に読む:寒露とは?|意味・由来・2026年はいつ?過ごし方までやさしく解説【二十四節気】
▶︎ 前の節気:白露とは?|意味・由来・2026年はいつ?過ごし方までやさしく解説【二十四節気】
▶︎ あわせて読む:秋分の七十二候|雷乃収声・蟄虫坏戸・水始涸


参考資料

・国立天文台 暦計算室
・内閣府
・農林水産省
・公益財団法人 全日本仏教会