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立冬とは?|意味・由来・2026年はいつ?過ごし方までやさしく解説【二十四節気】

立冬の山茶花の画像 二十四節気・七十二候・雑節
二十四節気・七十二候・雑節季節の行事と暦

木々の葉が色づき、
朝晩の空気に冷たさを感じる11月。

紅葉がまだ美しい季節ですが、
暦の上では「立冬(りっとう)」を迎えます。

立冬は、冬の始まりを告げる
二十四節気のひとつです。

2026年の立冬は、11月7日(土)。

この時季は、
秋と冬の景色が重なり合う頃。
日暮れが早くなり、
温かな料理や厚手の衣類が
恋しくなってきます。

立冬にはどのような意味があり、
昔の人は冬の訪れをどう感じていたのでしょうか。

その由来や季節の風習、
冬支度の方法などを紹介します。

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立冬とは?|意味と由来をやさしく解説

立冬(りっとう)は、
二十四節気のひとつです。

二十四節気では一年を春夏秋冬に分け、
さらにそれぞれを6つに分けて、
季節の移り変わりを表します。

立冬は、寒露・霜降に続く、
19番目の節気です。

「立」という文字には、
季節が始まるという意味があり、
立春・立夏・立秋・立冬は
合わせて「四立(しりゅう)」
と呼ばれます。

つまり立冬は、
暦の上で冬が始まる節目。

現在の二十四節気では、
太陽の通り道である黄道上の位置を表す
太陽黄経が225度になる瞬間を
立冬としています。

二十四節気は古代中国で生まれ、
日本にも伝わりました。

農作業の目安として使われたほか、
季節の変化を知る暦として、
人々の暮らしに根づいてきました。

立冬を迎えても、
すぐに厳しい寒さになるわけではありません。

地域によっては紅葉が見頃を迎え、
日中は過ごしやすい日もあります。

けれど、朝晩の冷え込みや
日暮れの早さに気づくと、
冬が近づいていることを感じます。

2026年の立冬はいつ?

2026年の立冬は、
11月7日(土)です。

国立天文台の暦要項では、
太陽黄経が225度になるのは
11月7日18時52分とされています。

立冬は毎年11月7日頃ですが、
年によって日付が変わることもあります。

また、立冬という言葉は、
その日だけでなく、
次の節気までの期間を
指す場合もあります。

立冬の次にやってくる二十四節気は
「小雪(しょうせつ)」。

2026年は11月22日に迎え、
暦の上でも冬が少しずつ進んでいきます。

▶︎ 関連記事:二十四節気「小雪」とは?

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立冬の風習|七十二候・季節の花・冬の食べ物

立冬には、冬至のゆず湯のように、
全国で共通して行われる
決まった行事はありません。

それでも、この頃には
自然や食卓のあちこちに、
冬の訪れを知らせる変化が見られます。

✅ 山茶花が咲き始める
✅ 朝晩の冷え込みが強くなる
✅ 冬野菜がおいしくなる
✅ 衣替えや住まいの冬支度を始める

立冬の季節を細やかに表しているのが、
七十二候(しちじゅうにこう)です。

七十二候とは、
二十四節気をさらに約5日ずつに分け、
自然の変化を短い言葉で表したもの。

立冬には、次の三つの候があります。

「山茶始開(つばきはじめてひらく)」
「地始凍(ちはじめてこおる)」
「金盞香(きんせんかさく)」


初候の「山茶始開」は、
山茶花(さざんか)が咲き始める頃。

読み方には「つばき」とありますが、
ここでは一般に山茶花を指すとされています。

白や桃色、紅色の花が、
落ち葉の増えた庭先を彩ります。

次候の「地始凍」は、大地が凍り始める頃。

冷え込みの厳しい地域では、
霜や霜柱が見られるようになります。

ただし、気候には地域差があり、
この時季に全国で
地面が凍るわけではありません。

末候の「金盞香」は、
水仙(すいせん)が咲き始める頃です。

「金盞」は金色の杯を意味し、
水仙の花の中心部分に
重ねた表現とされています。

山茶花が咲き、
地面が冷え、
水仙の香りが漂い始める。

七十二候には、
身近な自然から季節を知ろうとした
昔の人々のまなざしが感じられます。

また、立冬の頃には、
大根や白菜、れんこん、
さつまいも、きのこなどが
食卓に並ぶ機会も増えてきます。

大根はおでんや煮物に。
白菜は鍋料理やスープに。
れんこんはきんぴらや炒め物に。

旬の時期は産地や品種によって異なりますが、
寒くなる季節には、
こうした食材を使った温かな料理がよく合います。

立冬に決まった行事食はなくても、
いつもの食卓に冬野菜をひとつ加えることで、
季節の移り変わりを楽しめます。

▶︎ 関連記事:立冬の七十二候|山茶始開・地始凍・金盞香

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立冬の過ごし方(やり方・手順ガイド)

立冬は、特別な行事を
しなければならない日ではありません。

これから寒くなる季節に向けて、
身近なところから冬支度を始めてみましょう。

① 衣類や寝具を整え、冬を迎える

【基本の手順】

・冬物の上着やセーターを出す
・汚れや傷みがないか確認する
・毛布や冬用の寝具を準備する
・朝晩の気温に合わせて使い始める

立冬の頃は、
昼間と朝晩で気温が
大きく変わることもあります。

一度にすべてを冬物へ
入れ替える必要はありません。

薄手の上着を残しながら、
寒い日に使う衣類を
少しずつ取り出しておくと便利です。

寝具も、必要になってから慌てないよう、
早めに状態を確認しておきましょう。

🌿 季節のコラム|なぜ立冬は冬支度の目安になるの?
立冬は、暦の上で冬が始まる日です。
けれど、実際の気候はまだ秋らしい地域もあります。
だからこそ、寒さが本格的になる前に冬の準備を始める目安になります。

季節の変化を知り、暮らしを少しずつ切り替えるための
手がかりとして親しまれてきたのです。

② 冬の味覚をひとつ食卓へ

・大根
・白菜
・れんこん
・さつまいも
・きのこなど、その土地の旬のもの

立冬の頃には、
温かな料理がうれしくなってきます。

大根を煮物にしたり、
白菜を鍋に入れたり。

いつものみそ汁に、
きのこを加えるのもいいでしょう。

特別な献立を用意しなくても、
旬の食材をひとつ選ぶだけで、
食卓に冬の気配が加わります。

この季節に贈りたいものとしては、
さつまいもを使った焼き菓子や、
温かな飲みものの詰め合わせなども
よく合います。

立冬そのものに贈り物をする
習慣があるわけではありませんが、
寒くなる時季に、
家族や親しい人へ季節の味を届けるのも
うれしい楽しみ方です。

▶︎ 関連記事:冬の始まりに贈りたい季節のギフト(準備中)

③ 秋から冬へ変わる景色を楽しむ

立冬を迎えても、
木々の紅葉が美しい地域があります。

山茶花の花を見つけたり、
落ち葉の増えた道を歩いたり。

身近な景色にも、
秋と冬の変化が表れています。

散歩の途中で空を見上げる。
夕方、日が短くなったことに気づく。
冷たい風に合わせて、上着の前を閉じる。

そんな何気ない場面にも、
季節が進んでいることを感じられます。

立冬は、冬が始まったことを
知識として覚えるだけでなく、
自分の目や肌で確かめられる節目です。

もっと知りたい!立冬 Q&A

Q. 立冬と冬至は何が違いますか?

A. 立冬は暦の上で冬が始まる節気です。一方、冬至は一年で昼が最も短く、夜が最も長くなる頃を指します。2026年の冬至は12月22日です。

Q. 立冬は国民の祝日ですか?

A. いいえ、立冬は国民の祝日ではありません。二十四節気のひとつで、暦の上で冬の始まりを表す日です。

Q. 立冬に特別な行事やお祝いはありますか?

A. 立冬には、全国共通の決まった行事やお祝いの習慣はありません。衣替えや寝具の準備、温かな料理を楽しむなど、冬を迎える暮らしの節目として取り入れることができます。

Q. 立冬を過ぎたら、冬の挨拶を使ってもよいですか?

A. 立冬の頃から、手紙の時候の挨拶に「立冬の候」などを使うことができます。ただし、実際の気候は地域によって異なります。親しい人には、朝晩の冷え込みや紅葉の様子など、身近な季節の言葉を添えてもよいでしょう。

Q. 立冬と木枯らし一号は関係がありますか?

A. どちらも冬の訪れに関係する言葉ですが、意味は異なります。立冬は太陽の位置で決まる暦の節目。木枯らし一号は、対象地域で定められた気象条件を満たす風について発表される情報です。立冬の日に必ず木枯らしが吹くわけではありません。

立冬の過ごし方|“季節の気”とつながる5つの整え方

① 手放す

秋の間に使っていたものを、
少しずつ片づけます。

薄手の夏物や、
今季はもう使わない小物など。

気温を見ながら、
出番が少なくなったものから
整理していきましょう。

② 迎える

冬のものをひとつ、暮らしに迎えます。

温かなひざ掛けや、
手になじむ湯のみ、
季節の花など。

大きく模様替えをしなくても、
身近なものを替えるだけで
部屋の雰囲気が変わります。

山茶花や菊など、
この時季の花を飾るのもよいでしょう。

③ からだを整える

朝晩の冷え込みが増し、
昼間との気温差を
感じやすくなる頃です。

外出するときは上着を用意し、
室内でも寒さに合わせて
衣類を調整しましょう。

温かな飲みものを選んだり、
湯船につかったり。

その日の気温や体調に合わせて、
過ごし方を切り替えていきます。

④ 空間をひらく

晴れた日には窓を開けて、
部屋の空気を入れ替えます。

朝の冷たい空気や、
日差しのやわらかさに、
秋とは違う季節を感じるかもしれません。

寒い日は無理をせず、
短い時間で換気するなど、
気温に合わせて工夫しましょう。

窓辺に差し込む光や、
外の木々の色の変化にも
目を向けてみてください。

⑤ 次の季節へつなぐ

立冬は、冬の終わりではありません。

ここから小雪、大雪、冬至へと進み、
暦の上でも冬が深まっていきます。

暖房器具を点検する。
厚手の寝具を準備する。
年末に向けて、家の中を少しずつ整える。

寒さが本格的になる前に、
できることから始めてみましょう。

秋の景色が残る立冬。

節が一度に切り替わるわけではないように、
暮らしも少しずつ
冬に合わせていけば十分です。

冬の始まりを、
身近な準備のきっかけにしてみてください。

まとめ|立冬の意味と、暮らしに活かすポイント

立冬は、二十四節気のひとつ。

暦の上で冬が始まり、
秋から冬へと季節が移り変わる節目です。

2026年の立冬は、
11月7日(土)。

この時季には山茶花が咲き、
朝晩の冷え込みが少しずつ
強くなっていきます。

冬物の衣類を準備する。
旬の野菜を使った料理を楽しむ。
紅葉や山茶花を眺める。

そんな身近なことからでも、
立冬を暮らしの中で感じられます。

色づいた木々の向こうに、
冬の気配が近づく頃。

次の二十四節気「小雪」では、
寒さが増し、冬の景色が少しずつ広がっていきます。

▶︎ 小雪とは?|意味・由来・2026年はいつ?過ごし方までやさしく解説【二十四節気】
▶︎ 霜降とは?|意味・由来・2026年はいつ?過ごし方までやさしく解説【二十四節気】
▶︎ あわせて読む:立冬の七十二候|山茶始開・地始凍・金盞香


参考サイト

国立天文台 暦計算室「令和8年(2026)暦要項 二十四節気および雑節」
2026年の立冬・小雪・冬至の日付と時刻 国立天文台暦計算室

国立天文台 暦計算室「暦Wiki/季節/七十二候」
立冬の七十二候と読み方 国立天文台暦計算室

おおい町暦会館「暦のページ[本朝七十二候・冬]」
立冬の三候と時季 おおい町暦会館

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