🎁 【4月8日】花まつりには、美しい和菓子を。
今日は「花まつり」の日です。
お釈迦さまの誕生日を祝う、静かでやさしい記念日。
花まつりに、お釈迦様にお供えする甘茶をご存知ですか?
4月8日、花まつりに使われる「甘茶」は、アマチャという植物から作られる自然な甘みのお茶。お釈迦様の誕生を祝って、甘茶を頭上にそそぐ風習があります。
飲むと、ほんのりとした甘さが口に広がって、なんだかほっとする味です。甘茶は非常に甘みが強いため、茶葉の量を調整したり、他のお茶とブレンドすることで、お好みの味わいに調整できます。
甘茶の淹れ方
- 水:1リットル
- 甘茶の茶葉:5g
- 甘草(お好みで):0.2〜1g
- 水を沸騰させ、甘茶の茶葉と甘草をお茶パックに入れ、約4分間煮出します。
- お茶パックを取り出し、ゆっくりと湯呑みなどに注ぎ、いただきます。
甘茶は茶葉の量を調整したり、他のお茶とブレンドするのもおすすめ。甘茶には抗酸化作用や抗アレルギー作用などがあるため、花まつりの時だけでなく、日常的に楽しむこともおすすめ。
🎁 【4月8日】花まつり・今日のギフトセレクト
春の和菓子詰め合わせ(練り切り・上生菓子など)
色とりどりの花をかたどった和菓子は、
まるで小さな芸術作品みたいですよね。
一つひとつに「季節」と「物語」が込められていて、
食べてしまうのがもったいないくらいの美しさです。
和菓子って、自分へのちょっとしたご褒美だったり、
“今日を大切に過ごしたい”って気持ちにぴったりですよね。

甘茶の意味と静かなやさしさ
甘茶は、ユキノシタ科の植物から作られる、やさしい甘みのあるお茶。
お釈迦様が生まれたとき、九匹の龍が天から甘い雨を降らしたという伝説がもとになっています。
その姿にならって、花御堂に立つお釈迦様に甘茶をそっとかける。
手を合わせるその瞬間、なんでもない一日が少しだけ特別になったような気がしてきます。
子どもの頃は“よくわからなかった行事”も、
今となっては心に残る“静かなやさしさ”の記憶になっています。

🗓️ 【4月8日】 今日の記念日・花まつり
花まつり(灌仏会)
お釈迦さまの誕生日を祝う仏教行事。
甘茶を仏さまにかけてお祝いする風習があります。
他にも記念日は、様々ありますよ。
詳しくは、一般社団法人 日本記念日協会 でご覧いただけます。
参考文献:現代こよみ読み解き事典
✍️ 編集後記
花まつりでお釈迦様に甘茶をかけるとき、
そのまわりを囲むのは、たくさんの花たち。
桜やツツジ、菊、カーネーション…。
その時期に咲く身近な花々が飾られています。
花御堂の屋根に花があるのは、
お釈迦様の誕生を祝って天から花が降り注いだという伝説から。
また、お手水に花が浮かべられるのも、
“清める”というより、見ている人の気持ちを和らげるためとも言われています。
忙しい日々の中で、ただきれいだな、と感じるだけでも、
心が少し整うことがある。
花まつりは、そんな「花を見てほっとする感覚」を、
思い出させてくれる日なのかもしれません。
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