
2年って、あっという間だったね

うん。でも、この時間が“ふたりの心地よい布”みたいに馴染んできた気がする笑

素敵です✨ そして、今日は“綿婚式”──やさしさで日々を包む、2年目の記念日です。
綿婚式とは?──“ぬくもりで結ぶ日々”に寄り添う2年目の祝い
綿婚式(Cotton Anniversary)は、結婚2年目に祝う記念日。“綿”は、柔らかくて温かい、けれど繊維が絡まり合うことで強さを持つ素材。それはまるで、ふたりの関係のように──。
まだ形を探りながらも、お互いのリズムを覚え、暮らしの中に溶け合っていく。
綿は、心地よく優しさをまとう素材。ときには絡まり、ときには寄り添いながら、ふたりの日々を包み込んでいく。そんな“自然体の愛”を祝うのが、綿婚式です。
世界ではどう祝う?──“やわらかに紡ぐ日常”の文化

ねえ、綿婚式って世界ではどう祝っているのかな?

“綿”って、どこでも使われてる素材だよね

そうね。国によって少しずつ違うけれど、どこも“やさしさ”で包むお祝いなんですよ
🇫🇷 フランス:白い布で祝う “Noces de Coton”
フランスでは、結婚1周年を “Noces de Coton(綿婚式)” と呼びます。白いコットンの寝具を贈ったり、新しいリネンで暮らしを整えたり…。“柔らかさ”と“清らかさ”を象徴するこの素材は、これからの生活を軽やかに始める合図ともいえるのかも。
🇬🇧 イギリス:綿のように“ほどよく馴染む関係”を祝う
イギリスでは、2周年を “Cotton Anniversary” と呼び、コットン製のギフトを贈り合うのが伝統です。綿は“ comfort(心地よさ)”と“strength(強さ)”の象徴。日々の暮らしの中で、お互いを優しく支える関係を表しています。
🇮🇳 インド:暮らしの中に息づく“綿のぬくもり”
インドでは、綿は生活に欠かせない布。ハンドメイドのサリーやショールなど、手織りの文化が今も根づいています。結婚記念日には、綿の布を贈り合って「穏やかな家庭の継続」を願うこともあるそう。日常の中で愛を紡ぐ、あたたかな風習です。
綿婚式に贈りたい、ギフト10選 💝
ふたりの歩みに寄り添う、“日々をあたためる贈りもの”を集めました。前半はお金をかけない“心のギフト”、後半は日常に寄り添う“実用ギフト”。綿のやさしさが、ふたりの暮らしをそっと包みます。
1|ハートリースボトル(綿のリースカードアレンジ)
コットンの紙をハート型に切り抜いて、ふたりの思い出や小さな夢を書き込む。
瓶に入れて綿花やリボンでデコレーションすれば、世界にひとつの“綿のタイムカプセル”に。
- 想いを“かたち”にして残す、静かな贈りもの。
- 飾るたびに、手づくりの時間がよみがえる。
- 綿の白が、ふたりの記憶をやさしく包む。
2|“二人の時間”チケット
可愛い巾着袋に、「今日は一緒にお茶を飲む」などの小さな約束を書いた紙を2つ折りにして数個中に入れて。お互いで引き合い、ふたりの時間そのものを贈るのはいかが? 綿婚式らしい、優しいアイデア。
- お金ではなく、“時間”を贈る記念日。
- 小さな紙切れを開くたびに、心の距離が少し近づく。
- お互いの想いをやさしく運ぶ。
3|ベッドメイクの朝
「今日はわたしが整えるね」と、行為そのものをプレゼントに。整える手つきに“やさしさ”が宿る、綿婚式の小さな儀式。
- 何気ない行為が、想いの証になる。
- ふたりで整える時間が、暮らしを整える。
- 清らかな白が、一日のはじまりを祝う。
4|手づくりのコットンタグ
古い布の端切れに、「初旅行」「出会った日」などの言葉を刺繍して。
綿糸で“記憶”を縫いとめる、小さな儀式のような贈りもの。
- 一針ごとに、思い出が息づく。
- 再生の布が、新しい物語を纏ってくれる。
- 手仕事の温度のやさしさが、じんわり伝わる。
5|“おやすみの手紙”
コットンの布切れに、感謝を綴って一枚の手紙に。
「おやすみ」から始まる手紙が、眠る前の心をやさしく撫でます。
- 一日の終わりに、静かに灯る思いやり。
- 手書きの筆跡が、想いをあたためる。
- 綿の質感が、心に寄り添う夜をつくる。

ハートリースボトルが楽しそう。クリアボトルに入れたら、目に触れることで、夢も叶いそう。
6|コットンブランケット
朝の光を包み込むような、やわらかなコットンブランケット。
ふたりの休日にぴったりの、心まであたたまる一枚。
- 肌に触れるたび、綿の呼吸を感じる。
- くつろぎの時間をやさしく包み込む。
- “寄り添う布”が、静かな幸福を運ぶ。
7|ペアのコットンパジャマ
一緒に過ごす時間が増えたふたりに。肌ざわりの良いコットンのパジャマは、毎日を特別にしてくれる。
- 同じやわらかさを纏うことで、心も近づく。
- 洗うたびに馴染む、暮らしの質感。
- ふたりの“おそろい時間”をつくる贈りもの。
8|オーガニックコットンのタオルセット
日常の中に“ささやかな贅沢”を。
ふたりで使うタオルだからこそ、肌にやさしい素材を選びたい。
- 清らかさとぬくもりを併せもつ一枚。
- 触れるたび、素直な優しさが伝わる。
- 暮らしの中で長く寄り添う実用品。
9|コットン入りのペアエプロン
「一緒にごはんを作る時間」を楽しむための贈りもの。
料理が得意でなくても、エプロンをつけるだけで“チーム”になれる。
- 家事が“チームの時間”になるギフト。
- 男女問わず使えるナチュラルデザイン。
- 写真にも残したくなる、日常のワンシーン。

エプロンって、実は必需品!おしゃれなもの、今たくさんありますよね

ポケットがたくさんついてるものあるよね。DIYするときにも便利!
10|名入れコットンバッグ
柔らかな布に刻まれる、ふたりの名前。その文字が、これからの毎日を包んでいきます。
- 記念性と実用性を兼ねる
- 地球にもやさしい素材をえらんでも
- 世界でたったひとつ、特別なもの

綿婚式の贈りものは、“暮らしに宿るやさしさ”を映すものが多いですよね。手と心が紡ぐ、ふたりのあたたかな日常ですね
よくある質問(Q&A)
Q1. 綿婚式にはどんな意味がありますか?
A. やわらかく包み込み、日常に寄り添う“優しさ”の象徴です。強く結び合うよりも、ふわりと支えあう関係を表します。
Q2. 綿婚式のプレゼントは手作りでもいいですか?
A. もちろんです。綿婚式は「想いを込める」がテーマ。手づくりこそ最も心のこもった贈り物です。
Q3. お祝いの過ごし方は?
A. 家の中でゆっくり過ごすのがぴったり。おそろいのパジャマやブランケットで、静かな夜を楽しんで。
まとめ
綿婚式は、“暮らしが愛になる”節目。寄り添いながら柔らかく包み合うことが、ふたりの未来をやさしく育てていくのです。
すれ違いも、笑いあう時間も、すべてが日々という布を編む糸。その布が、いつか人生をあたためるブランケットになります。愛は形よりも手ざわり。今日も“いつもの暮らし”の中に、ふたりだけの優しい光が灯っています。

綿婚式って地味だなって思ってましたけど、コットンの肌触り、好きです

素敵です✨ 綿も時間が経つとこなれてきて…。二人の関係もそうなっていくのかも。今日という日が特別な記念日となりますように!
📚 参考出典 FAO(国際連合食糧農業機関)綿花・繊維産業統計 フランス文化誌 Marie Claire France(結婚記念日の文化) イギリス Jessica Wilkeson Studio(Cotton Anniversary gift culture) インド政府 Khadi & Village Industries Commission(綿織物の文化的意義)