何を贈る?

初めての出産祝い! 贈る相手も自分も笑顔になるポイントとは?

出産祝いのマナー-子ども部屋のぬいぐるみの画像
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初めての出産祝いを贈るとなると、何を選べば良いのか悩んでしまうものです。贈る相手に喜んでもらいたい気持ちが大きい分、失敗しないためのポイントを押さえておきたいところ。

今回は、贈る相手も自分も笑顔になるような出産祝いの選び方と、ちょっとした工夫をご紹介します。贈り物を通じて、温かい気持ちをしっかり伝えられる方法を考えてみましょう。

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出産祝いのマナー、知っておきたいこと

出産祝いを贈る際には、いくつか注意しておきたいマナーがあるのをご存知ですか? 贈る相手への配慮を忘れずに、気持ちの良い贈り物をしましょう。

以前私自身、元同僚が出産した際にベビー服を買ったものの、渡すタイミングを逃してしまった時がありました。出産直後はママも赤ちゃんも、疲労が蓄積していますから、贈るタイミングも迷うところですよね。そのあたりも詳しくご案内しますね。

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1. 訪問のタイミングとは

出産祝いは、一般的には赤ちゃんが生まれてから1週間~1ヶ月以内に贈るのが一般的ですが、ママの産後の体調や状況は異なります。事前に連絡を入れ、都合の良いタイミングで訪問するのがベストです。事前に連絡を入れ、都合のよいタイミングで訪問しましょう。

2. タブーとされている贈り物とは

出産祝いには、避けたほうがいい贈り物もあります。代表的なものとしては、刃物類(ハサミやナイフなど)は縁起が良くないとされています。刃物が「切れる」ことから、不安を感じさせるためです。

また、過度に高価な贈り物も、相手に負担を感じさせてしまうことがあるため、気をつけましょう。
以下のような贈り物はタブーとされています。

  • 切るを連想させるもの(例:カミソリ、ハサミなど)
  • 別れを連想させるもの(例:ハンカチなど)
  • 大型商品(例:ベッド、ベビーカーなど)
    特に相手からのリクエストがない限り避けましょう

大型商品は、既にご家族が贈られていることもあります。特にリクエストがない場合は、避けた方がいいでしょう。また、ガラス製品などの壊れるものは、避けた方がいいと言われています。

プレゼントは直接渡すのがベストですが、先ほどの述べたように、産後間もないママの体調を考慮して、宅配便などで送ってもいいでしょう。その場合も、事前に連絡を入れて相手の都合も確認しましょう。また、その際は、メッセージカードなどを添えて、お祝いの気持ちを伝えることも忘れずに。

Memorina Column  
日本では、靴を出産祝いに贈ることが、タブーと言われていること、知っていますか?

実際のところは、時代の流れと共に変化しているようですが、靴は歩くときに使うものですよね?その靴を、まだ歩けない赤ちゃんに贈ることで、「成長が早くなる」「早く離れていく」などを連想させてしまうためだとか。歩く=自立を連想させてしまうのかもしれません。

この考え方には、赤ちゃんの成長をずっと見守っていきたいという親心がうかがえますよね。

一方で、フランスでは、赤ちゃんのファーストシューズを玄関に飾ることで幸せを呼び込むと言われています。靴は赤ちゃんが成長し、初めて歩き始める大切な一歩を象徴しており、そのことが家族に幸福をもたらすと信じられています。

フランスでは、靴を贈ることが祝福の意味を持ち、赤ちゃんの成長を喜ぶ気持ちが表れています。

全く正反対ではあるんですが、どちらの文化にも、それぞれに、赤ちゃんへの愛と幸せを願う気持ちが込められているんですよね。靴という贈り物には、成長の瞬間を祝う、大人たちの愛情がいっぱい詰まっているに違いありません。

ただし、靴を贈り物に選ぶ場合は、贈る相手がその意味をどう捉えているかも、しっかりと考慮してからのほうがよいでしょう。

3. 熨斗(のし)の書き方とは

水引は紅白の蝶結びを使用し、

表書きは
・お祝
・御出産お

・御安産お


 などですが、親しい間柄であれば「寿」や「祝」でもいいでしょう。4文字は縁起が悪いと気にする方も多いですので、避けた方がよいでしょう。

名前は、贈り主の名前をフルネームで書きましょう。結婚や出産などおめでたい出来事には濃い墨の筆または筆ペンを使用するのがマナーです。

4. 出産祝いの相場とは

出産祝いの予算は幅広いですが、一般的には5,000円から2万円程度が目安です。
関係性や予算に応じて選びましょう。

関係性出産祝いの金額相場
親(祖父母)から子ども(パパ・ママ)へ30,000円~50,000円程度
兄弟・姉妹5,000円~30,000円程度
孫・いとこ・姪・甥10,000円~20,000円程度
友人・知人3,000円~10,000円程度
上司・部下・同僚5,000円~10,000円程度
出典:おくりものナビ

孫にあたる人に贈る出産祝いの金額相場は、30,000円~50,000円程度が相場ですが、パパ・ママの親から贈る出産祝いよりも、少し控えめに設定したほうがいいでしょう。兄弟・姉妹に贈る出産祝いの金額相場は、5,000円~30,000円程度ですが、贈り主が20代~30代の若い年代や、独身の場合には5,000円~10,000円程度、既婚者なら10,000円~30,000円程度が相場といわれています。

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まとめ

初めての出産祝いを贈るときは、実用的で心温まるアイテムを選ぶことが大切です。赤ちゃん用のおむつケーキや肌着などは、いくつあっても困らない役立つアイテムとして喜ばれる定番です。さらにいえば、赤ちゃんの成長に合わせて長く使えるものを選ぶと、より実用的で喜ばれるでしょう。

特別感を演出するなら、サプライズ要素を加えるのがおすすめです。例えば、赤ちゃんの名前入りのアイテムや、オリジナルメッセージを添えたカードなどは、記念に残る贈り物になるでしょう。心のこもったプレゼントで、新しい命の誕生を祝福しましょう。