2026年 ユニバーサル・イヤー「1」から始まる新しい物語
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1月の縁起物とは?|整える、ということ

年中行事と風習
年中行事と風習季節の行事と暦
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1月は、新しい年の始まりの月です。
同時に、勢いよく動き出すよりも、
一年の土台を整える時間でもあります。

正月の行事や縁起物は、
何かを達成するためのものではなく、
暮らしの意味を思い出すための習慣として
古くから伝えられています。

縁起物は、全部そろえることより、
意味を知ることのほうが大切です。

この1か月を振り返りながら、
ここからの暮らしを整えていく。
縁起物は、その意味を思い出させてくれます。

1月の先に、節分と立春があります。

1月の主な縁起物

1月の縁起物には、
新年の始まりに暮らしを整える意味が込められています。

代表的なものには次のような習慣があります。

  • おせち料理
  • 七草がゆ
  • 鏡餅
  • 破魔矢
  • 初詣のお守り
  • 門松・しめ飾り

すべてをそろえる必要はありません。
意味を知ること自体が、縁起を受け取る入口になります。

1月の縁起物の由来

1月の行事は、
健康・無病息災・家内安全などを願う
日本の年中行事に基づいています。

それぞれの縁起物は、
暮らしの節目を意識するための象徴として
受け継がれてきたとされています。

おせち料理|積み重ねを大切にする

おせち料理は、
「節(せち)」と呼ばれる節目の料理が起源とされています。

保存のきく料理を重箱に詰める習慣は、
正月三が日を静かに過ごすための知恵でもあります。

一品ごとに意味が込められているのは、
健康や繁栄を願う食文化の表れとされています。

七草がゆ|整えるという選択

七草がゆは、
無病息災を願う平安時代の宮中行事が起源とされています。

同時に、正月のごちそうで疲れた体を整える
食養生の意味もあると伝えられています。

体を整える目的であれば、
1月7日を過ぎても食べて問題ありません。

七草が手に入りにくい場合は、
身近な青菜で代用してもよいとされています。

破魔矢|守りの目印

破魔矢は、
魔を払う象徴として神社で授けられる守りの道具です。

強い祈願というより、
一年を穏やかに過ごすための目印として
暮らしの中に置かれてきたと考えられています。

鏡餅の意味

鏡餅は、
年神様を迎える依り代とされています。

丸い形は円満を表し、
重ねることで時間の積み重なりを象徴すると伝えられています。

1月の縁起物を、いまから取り入れるなら

1月の行事は、
日にちを過ぎてしまっても問題ないとされています。

意味を知った時点で、
その縁起はすでに受け取っているからです。

七草がゆは体を整える習慣として、
いつ食べてもかまいません。

破魔矢は玄関や目に入りやすい場所に置くだけで十分です。

おせちは料理を全部用意しなくても、
意味を知ること自体が縁起になります。

seasons column1月の満月(ウルフムーン)

2026年1月の満月は1月3日、ウルフムーンと呼ばれています。
冬の静けさの中で、遠くまで月の光が届く時期です。

年が改まって間もない頃の満月は、
何かを始めるというより、
立ち位置を確かめる光のように感じられます。

思っていたほど動けていなくても、
まだ輪郭が見えていなくても、
それで構いません。

1月の満月は、
これからを急がずに見渡すための
静かな目印です。

▶︎ 2026年 1月から6月 満月カレンダー

1月の縁起物に関するよくある質問

正月の行事をちゃんとできなかったら縁起は悪いですか?

縁起は、行為の達成ではなく
意味を受け取る姿勢にあると考えられています。

できなかった行事があっても、
それで不利益が生まれるわけではありません。

意味を知った時点で、
すでに縁起は暮らしの中に入っています。

七草がゆを忘れてしまいました。もう遅い?

七草がゆは無病息災を願う行事食ですが、
同時に体を整える食習慣でもあります。

日にちを過ぎても、
体をいたわる食事として取り入れて問題ありません。

行事を省略すると意味がなくなりますか?

省略しても意味が消えるわけではありません。

日本の行事は、
形式よりも「願い」を重ねる文化です。

できる形で取り入れることが、
行事の本質に近いとされています。

縁起物を知らなかった場合はどうなりますか?

知った時点から意味は始まります。

年の途中であっても、
理解したこと自体が縁起の入口になります。

縁起物は、意味を受け取るもの

縁起物は、形式を守るためではなく、
意味を受け取るためにあります。

全部できなくても、
できなかった行事があっても、
それで問題はありません。

1月は、始める月というより、
静かに整える月。

その入口に、縁起物があります。


参考資料

・国立国会図書館「本の万華鏡」
https://www.ndl.go.jp/kaleido/

・農林水産省「うちの郷土料理」
(おせち料理・七草がゆ)
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/

・神社本庁
(正月行事・破魔矢)
https://www.jinjahoncho.or.jp/

・文化庁 文化遺産オンライン
https://bunka.nii.ac.jp/